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熊谷市 パーキンソン病に鍼灸治療が注目されています

2014年11月05日

パーキンソン病は中高年期に発症し、手足のふるえや体のこわばりを特徴とする、緩徐に進行する神経変性疾患です。当院では東洋医学的なアプローチと、リハビリテーションとしてのアプローチの二段構えで対応しています。

パーキンソン病には根本的な治療法がなく、そのため徐々に症状が進行し、手足の運動障害を中心に体を動かすのが困難になり、最終的には寝たきりになることもありますが、薬の進歩によって短期間のうちに寝たきりになる方は現在減ってきました。①寝たきりにならないようにする②寝たきりの方を起立できるようにする③上手に歩行できるようにする、といった程度に応じた目標設定をします。

東洋医学的なアプローチとしては、治療後歩幅などいったん症状が軽くなりますが、半年以上続けていってから効果が増すことがあります。中医学的には肝や腎の病証と診て治療していくことが多いです。

参考までに大学によるエビデンスのリンク等をご紹介します。

パーキンソン病に対する鍼治療の臨床効果に関する研究
―ランダム化比較試験(RCT)による検討―
http://www.meiji-u.ac.jp/bulletin/2012-06/03_fukuda.pdf
「鍼治療は,パーキンソン病に対して有効な補完医療であり,積極的に試みるべき治療方法であると考えられた」

パーキンソン病に対する鍼灸治療 
   -痛みや自律神経症状を鍼灸治療でコントロール-
http://www.meiji-u.ac.jp/ekimae/09panf/web27
「治療の継続に従ってパーキンソン病に特徴的な動作緩慢の軽減が得られました。また、腰痛・肩こり、便秘、冷えも軽減しました」

神経変性疾患に対して鍼灸が変化をもたらすことは、他の疾患を含め私も経験しています。東洋医学は試してみる価値があると思います。

さらに当院ではリハビリ的なアプローチも大切にしています。少しでもADL(日常生活動作)が良くなるように、様々な角度からサポートしていきます。

生活が困難になっていく一方で、L-Dopaなどによりパーキンソン病患者様は十分に天寿をまっとうできるようになっているため、治療家の目的はまずは高いQOL(生活の質)を維持していくことにあるといえます。しかし場合によっては継続することにより、日常生活に戻ることができるようになる方もおられるので、さらに研究することで貢献できる分野だと考えられます。

パーキンソン病の患者様はとにかく「転倒注意」なので、当院のような出張鍼灸院が最適です。

なお、自力で外出できない方には保険も可能な場合があり、障碍者ですと無料になる場合があります。こうした制度を上手に活用していくことも含めアドバイスしています。

鍼は痛いのではと思う方も多いようですが、実際は0.2ミリ前後(髪の毛ほど)の太さのため、あまり痛みは感じません。また、鍼はすべて消毒済のディスポーザブル鍼を使用しております。鍼を入れたあとは血行がよくなり、じんわり心地よいものです。

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